「漢方薬・生薬認定薬剤師」の勉強法について


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「漢方薬・生薬認定薬剤師」の試験勉強について、私が実際に行った方法について少し紹介させていただきます。

過去問を見てみると毎年、

  • 「漢方の歴史」に関する問題
  • 「生薬」に関する問題
  • 「漢方治療」に関する問題
  • 「成分の構造式」に関する問題
  • 「生薬の鑑定」に関する問題

が出題されています。

そこで、試験日までにやっておくべき内容(目標)を決め、勉強を進めていきました。

試験日までにやったこと

  • 生薬の生薬名・基原植物名・科名・部位・成分を覚えておく
  • 頻出の漢方の構成生薬・適応を覚えておく
  • 過去問、10年分を解いておく

「漢方薬・生薬認定薬剤師」は、過去の試験問題がHPにアップされていますので、10年分ぐらいはやっておきましょう!
参考 過去問ページ日本薬剤師研修センター

勉強の順番

優先度としては、土台となる「生薬」が一番になるかと思います。

具体的には…

  1. 生薬名・基原植物名・科名・部位・成分までを覚える
    日本薬局方に収載されている生薬の基原植物名・科名・部位・成分を覚えておきましょう。
    参考 【#試験対策】「生薬に関する問題」の勉強法について(仮)生薬まめ知識
  2. 生薬(原形)を見る
    原形生薬の写真から生薬名を答えさせる問題が過去に出題されていましたので、覚えておきましょう。
    覚えた生薬がどんなニオイ(もし無理ならニオイの強さ)かを体験しておきましょう(薬用植物園実習で体験できるかと思います)。
    ニオイの強い生薬はだいたい精油が含有されています。
  3. 漢方処方を勉強する
    試験では、生薬単体での薬効を問う問題がありますが、生薬の薬効は、漢方の処方内容と一緒に勉強すると特徴を捉えやすくなります。
    参考 【#試験対策】「漢方治療に関する問題」の勉強法について(仮)生薬まめ知識 漢方処方についてですが、山本巌先生の本が非常に見やすくてオススメです。構成生薬の働きも書いてあるので、構成生薬を覚える際にも、どうしてこの生薬が配合されているのかが分かるので助かります。ちなみに私も、漢方を勉強されてる先生から奨めてもらって購入しました。

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「漢方の歴史に関する問題」「成分の構造式に関する問題」に関しては、そこまで優先度は高くないかと思います。

まとめ

試験日までにやったこと

  • 生薬の生薬名・基原植物名・科名・部位・成分を覚えておく
  • 頻出の漢方の構成生薬・適応を覚えておく
  • 過去問、10年分を解いておく
参考 過去問ページ日本薬剤師研修センター
問題 まとめページへのリンク
「漢方の歴史」に関する問題 https://syoyaku.gorokichi.com/試験対策/歴史
「生薬」に関する問題 https://syoyaku.gorokichi.com/試験対策/生薬
「漢方治療」に関する問題 https://syoyaku.gorokichi.com/試験対策/漢方
「成分の構造式」に関する問題 https://syoyaku.gorokichi.com/試験対策/構造式
「生薬の鑑定」に関する問題 https://syoyaku.gorokichi.com/試験対策/鑑定

 


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