生薬まめ情報-【ゲンチアナ】


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Bernd Haynold – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 2.5, リンクによる

生薬名 ゲンチアナ
基原植物名
学名 Gentiana lutea
科名 リンドウ科
部位 根及び根茎
成分 ゲンチオピクロシド
効能・用途 苦味健胃薬
性状 本品はほぼ円柱形を呈し、長さ10~50cm、径2~4cmで、外面は暗褐色である。根茎は短く、細かい横じわがあり、その上端には芽及び葉の残基を付けることがある。根は深い縦じわがあり、ややねじれている。折面は黄褐色で繊維性ではなく、形成層付近は暗褐色を帯びる。

本品は特異なにおいがあり、味は初め甘く、後に苦く残留性である。

一言メモ

どんな植物なの?

ヨーロッパ原産でスペインからトルコまでの亜高山帯に分布している。
日本の北海道でも栽培されているが、おもにピレネー山脈やアルプスに産するゲンチアナが輸入されている

生薬について

薬用にはゲンチアナの根や根茎を多少発酵させて乾燥したものを用いる
ヨーロッパでは古くから用いられている代表的な苦味健胃薬で、食欲不振や慢性胃炎などに用いられる
かつて日本では竜胆やセンブリ、延命草で代用されたこともある

 
ゴロ合わせ

現地のアナウンサー、結婚式でリンボーダンス、みんな苦い顔
現地のアナウンサー→ゲンチアナ、Gentiana lutea、ゲンチオピクロシド
結婚式→根及び根茎
リンボーダンス→リンドウ科
苦い顔→苦味健胃薬

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