生薬まめ情報-【キキョウ】


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生薬名 キキョウ(桔梗根)
基原植物名 キキョウ(桔梗)
学名 Platycodon grandiflorum
科名 キキョウ科
部位
成分 プラチコジンD
効能・用途 鎮咳、去痰
性状 不規則なやや細長い紡錘形 ~ 円錘形を呈し,しばしば分枝し,外面は灰褐色,淡褐色又は白色である.主根は長さ10 ~ 15 cm,径1 ~ 3 cmで,上端に茎を除いた跡がくぼみとなって残り,その付近に細かい横じわと縦溝があり,多少くびれている.根頭部を除く根の大部分には粗い縦じわ及び横溝があり,また皮目様の横線がある.質は堅いが折りやすい.折面は繊維性でなく,しばしば大きな隙間がある.横切面をルーペ視するとき,形成層の付近はしばしば褐色を帯びる.皮部の厚さは木部の径よりやや薄く,ほとんど白色で,ところどころに隙間があり,木部は白色~淡褐色を呈し,その組織は皮部よりもやや密である.
僅かににおいがあり,味は初めなく,後にえぐくて苦い.

一言メモ

どんな植物なの?

キキョウは、
・秋の七草の一つ
・青紫の星型の花を咲かせる(園芸品種には色が違うものもある)

Platycodon→「広い釣り鐘」
grandiflorus→「大きな花の」
を意味します。

生薬について

日本薬局方では「桔梗根」でキキョウといいます。
名前の由来は、根が結実して硬いことからつけられた

 
ゴロ合わせ

今日は、プラチナ婚、グランドファーザー
今日は→キキョウ、キキョウ科
プラチナ婚→Platycodon、プラチコジン
グランドファーザー→grandiflorum

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