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生薬名 | エイジツ(営実) |
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基原植物名 | ノイバラ |
学名 | Rosa multiflora |
科名 | バラ科 |
部位 | 偽果又は果実 |
成分 | マルチフロリンA、B |
効能・用途 | 峻下、緩下薬 |
性状 | 本品の偽果は球形、楕円球形又は偏球形を呈し、長さ5~9.5mm、径3.5~8mmである。外面は赤色~暗褐色で、滑らかでつやがある。しばしば一端に長さ約10mmの果柄を付け、他端にがく片のとれた五角形のがくの残基がある内部には周壁に銀白色の毛が密生し、5~10個の成熟した堅果がある。堅果は不整有角性の卵形を呈し、長さ約4mm、径約2mmである。外面は淡黄褐色で、一端は鈍形で他端はややとがる。
本品はわずかににおいがあり、花床は甘くて酸味がある。堅果は初め粘液様で、後に渋くて苦く、刺激性がある。 |
一言メモ
どんな植物なの?
日本のノバラの代表的な種。沖縄以外の日本各地の山野に多く自生し、枝に鋭いトゲがあります。赤い果実は、利尿や便秘の治療に薬用されます。
学名(小種名) multiflora の由来は、白い花を房状に沢山つけるところから、ラテン語で「花が多い」を意味します。
生薬について
薬用には、赤く成熟する一歩手前の少し青みがかったものを採取し、それを乾燥して用います。
偽果とは?
子房以外の部分が生長して果実の主要部分となるものの総称。
子房に由来する構造が大部分を占める果実は、真果と呼ばれ、偽果と真果の区分ははっきりしているわけではありません。
ゴロ合わせ
偽の営業=マルチ商法=茨の道
偽の→偽果
営業→エイジツ(営実)
マルチ商法→マルチフロリン、Rosa multiflora
茨の道→ノイバラ
偽の→偽果
営業→エイジツ(営実)
マルチ商法→マルチフロリン、Rosa multiflora
茨の道→ノイバラ
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